EARLY TAVR試験より、無症候性の重症大動脈弁狭窄症患者において、NT-proBNP、及びhs-cTnT高値はイベント発生リスクの上昇と関連していたが、早期TAVRの相対的ベネフィットはベースラインのバイオマーカーの値にかかわらず一貫しており、バイオマーカーが最も低い患者群で大きかったことが、アメリカ、Vanderbilt University Medical CenterのBrian R. Lindman氏らにより、6月3日号のCirculation誌で報告された。
無症候性重症大動脈弁狭窄症患者における心臓バイオマーカー: EARLY TAVR試験

EARLY TAVR試験では、アメリカとカナダの75施設より登録した、STSスコアが≦10%、LVEFが≧50%の65歳以上の無症候性重症大動脈弁狭窄症患...