SOUL試験の事前規定解析より、2型糖尿病でアテローム動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)/慢性腎臓病(CKD)を有する患者において、経口セマグルチドはSGLT2阻害薬の併用の有無にかかわらず、MACEを抑制し、併用による安全性の問題は認められなかったことが、ドイツ、University Hospital AachenのNikolaus Marx氏らにより、6月10日号のCirculation誌で報告された。
2型糖尿病患者におけるSGLT2阻害薬使用の有無による経口セマグルチドと心血管アウトカム: SOUL試験事前規定解析

SOUL試験では、2019年6月から2021年3月に33ヶ国の444施設より登録した、2型糖尿病でASCVD/CKDを有する患者9,650人を、経口セマグ...