ANOCA患者における冠動脈機能検査の実施 vs 造影のみ: ILIAS ANOCA試験

ILIAS ANOCA試験より、閉塞性冠動脈疾患を伴わない狭心症（ANOCA）患者において、冠動脈造影時に冠動脈機能検査は安全に実施でき、疾患特異的な治療プロトコルと組み合わせることで、標準管理と比較して疾患関連のQOLを有意に改善したことが、オランダ、Amsterdam University Medical CenterのCoen K M Boerhout氏らにより、11月7日号のEuropean Heart Journal誌で報告された。