フィンランドの全国的なコホート研究より、待機的カルディオバージョン(ECV)に関連した血栓塞栓性、及び出血性合併症の発生率は低く、NOACとワルファリンで治療を受ける患者で有意差はなかったことが、フィンランド、Helsinki University Hospital and University of HelsinkiのSaga Itainen-Stromberg氏らにより、6月号のEP Europace誌で報告された。
心房細動に対する待機的カルディオバージョン後の血栓塞栓性、出血性合併症: フィンランドの全国コホート研究
Itainen-Stromberg氏らは、2012年から2018年にフィンランドで初回ECVを受けた全ての心房細動(AF)患者(9,625人)を対象とし、...