HIPAF試験より、発作性心房細動(AF)患者において、高出力短時間の高周波アブレーションによる肺静脈隔離術(PVI)は、クライオバルーンアブレーション(CBA)と比較して1年の有効性アウトカムの評価で非劣性を示すことはできなかったが、両治療の安全性に差はなかったことが、ドイツ、St. Georg Heart Centre HamburgのArian Sultan氏らにより、5月号のEP Europace誌で報告された。
発作性心房細動に対する高出力短時間高周波アブレーション vs クライオバルーンアブレーション: HIPAF試験

HIPAF試験では、2021年4月から2023年8月にドイツの単施設にて、症候性の発作性AFに対し初回PVIを受ける患者170人を登録し、高出力短時間高周...