スイスの多施設前向きコホート研究より、ペースメーカの植込みを受けた心房細動患者は、植込みを受けていない心房細動患者と比較してMACE(脳卒中/TIA、MI、心血管死、全身性塞栓症)、心不全入院のリスクが高かったものの、ペースメーカ植込みと有害アウトカムの間に独立した関連は認められなかったことが、スイス、University Hospital BaselのVincent Meier氏らにより、11月号のEP Europace誌で報告された。
ペースメーカ植込みを受けている心房細動患者の心血管有害アウトカム
Meier氏らは、スイスの多施設前向きコホート研究であるSwiss-AF研究とBeat-AF研究に登録された心房細動患者3,675人を、ペースメーカ植込み...



