ISAR-CALC試験より、冠動脈の高度石灰化病変に対する超高圧バルーンによる前拡張は、スコアリングバルーンによる前拡張と同等のステント拡張が得られ、造影上の評価では良好な傾向が認められたことが、ドイツ、Deutsches Herzzentrum MunchenのTobias Rheude氏らにより、8月号のEuroIntervention誌で報告された。
冠動脈の高度石灰化病変の前拡張における超高圧バルーン vs スコアリングバルーン: ISAR-CALC試験
ISAR-CALC試験では、ドイツとスイスの5施設より冠動脈に高度石灰化病変を有する患者74人を登録し、通常のノンコンプライアントバルーンによる前拡張が不...