末梢動脈の石灰化の評価において、IVUS、OFDIともに内膜と中膜の石灰化の重なり、及び境界が不明瞭な場合に石灰化の検出に限界があることが、アメリカ、CVPath InstituteのHiroyuki Jinnouchi氏らにより、10月号のEuroIntervention誌で報告された。
末梢動脈疾患の中膜と内膜の石灰化における血管内イメージング像と病理像の関連

Jinnouchi氏らは、剖検例(9例、12肢)の石灰化を伴う末梢動脈を生体外で血管内イメージングにより観察し、438のIVUS/OFDIの断面像を組織学...