PANDA Ⅲ試験の事後解析より、PCIを受けたall-comersの患者群において、半数以上の患者は造影ベースの生理学的指標であるQuantitative flow ratio(QFR)に準じた治療を受けており、QFRによる推奨に従った治療を受けていた患者は、従った治療を受けていなかった患者と比較して2年の臨床成績が良好であったことが、中国、State Key Laboratory of Cardiovascular DiseaseのRui Zhang氏らにより、2月号のEuroIntervention誌で報告された。
QFRに基づくPCIのアウトカム: PANDA III試験

Zhang氏らは、all-comersのデザインで冠動脈にDESの留置を受ける患者を登録したPANDA Ⅲ試験に含まれた1,391人の患者を対象に、後ろ向...