MADIT-CRT試験に登録された、ICDの植込みを受けており、予期せぬ突然死が確認された24例において、治療抵抗性の心室頻拍(VT)/心室細動(VF)は突然死の主原因ではなく、約半数はVT/VFは認められず、デバイスのパフォーマンス不全の影響が確認されたことが、アメリカ、Uniformed Services University of the Health SciencesのRobert E. Goldstein氏らにより、4月1日号のJACC: Clinical Electrophysiology誌で報告された。
ICD植込み患者における予期せぬ突然死: MADIT-CRT試験

Goldstein氏らは、虚血性/非虚血性心筋症の患者1,820人においてICDとCRT-Dを比較した無作為化試験であるMADIT-CRT試験の死亡例19...