フェーズ2試験であるDOAC LVAD試験より、完全磁気浮上型LVAD植込み患者において、アピキサバンによる抗凝固療法はワルファリンと比較して、死亡、及び血液適合性関連の主要有害事象(脳卒中、デバイス血栓症、重症出血、大動脈基部血栓、非中枢神経系動脈血栓塞栓症)を増加させることはなく、臨床的に実施可能であることが、アメリカ、Inova Schar Heart and VascularのPalak Shah氏らにより、9月号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
LVAD植込み患者におけるアピキサバンの血液適合性: DOAC LVAD試験

DOAC LVAD試験では、完全磁気浮上型LVAD植込み患者30人を、1日2回アピキサバン5mg(アピキサバン群16人)、又はワルファリン(ワルファリン群...