ODYSSEY OUTCOMES試験より、強化スタチン治療にもかかわらず脂質コントロールが不十分なACS歴を有する患者において、PCSK9阻害薬のアリロクマブによる治療でのMACE(冠動脈疾患死、非致死性MI、虚血性脳卒中、入院を必要とする不安定狭心症)、及び死亡の絶対リスクの低下率は、polyvascular疾患患者でより大きかったことが、オランダ、Leiden University Medical CenterのJ. Wouter Jukema氏らにより、9月3日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。