LVEFの低下した心不全患者を対象としたRALES試験とEMPHASIS-HF試験の患者レベルのデータの統合解析より、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)は、eGFRが<30mL/分/1.73m²に低下した患者においてもeGFRが低下しなかった患者と同程度の心血管死/心不全入院のリスク低下効果を示したことが、イギリス、University of GlasgowのShingo Matsumoto氏らにより、6月18日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。