複雑な冠動脈病変に対するOCTガイド vs 造影ガイドのステント留置: ILUMIEN Ⅳサブ試験

ILUMIEN Ⅳ試験のサブ試験より、造影上の複雑病変に対するOCTガイドのPCIは、造影ガイドのPCIと比較して最小ステント面積（MSA）は大きく、2年のMACE（心臓死、標的血管に関連するMI、ステント血栓症）のリスクを低下させたが、2年のTVF（心臓死、標的血管に関連するMI、虚血由来のTVR）に有意差はなかったことが、アメリカ、St Francis Hospital and Heart CenterのZiad A. Ali氏らにより、7月23日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。