無症候性の重症大動脈弁狭窄症における大動脈弁置換術 vs 臨床的経過観察: メタ解析

無作為化試験のメタ解析より、無症候性の重症大動脈弁狭窄症患者において、早期の大動脈弁置換術（AVR）の施行は、臨床的経過観察（Clinical Surveillance）と比較して、全死亡率、心血管死亡率に有意差はなく、予定外の心血管系/心不全入院、及び脳卒中の有意な減少と関連していたことが、アメリカ、Morristown Medical CenterのPhilippe Genereux氏らにより、3月11日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。