AGENT IDE試験より、冠動脈にステント内再狭窄(ISR)が認められた患者において、Agentパクリタキセルコーティッドバルーン(DCB)による治療は、標準的なバルーンと比較して、1年のTLF(虚血由来のTLR、標的血管に関連するMI、心臓死)のリスクを低下させ、単層のISRと比較して多層のISRにおいて絶対リスク低下が大きかったことが、アメリカ、Columbia University Irving Medical CenterのAjay J. Kirtane氏らにより、8月19日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。