アセチルコリン負荷試験で心外膜スパズムが認められた患者では、高い頻度でニトログリセリン投与後も持続する微小血管スパズムが確認され、ニトログリセリンの投与は心外膜スパズムの誘発予防には有効であったが、微小血管スパズムの予防に対する効果は限られていたことが、ドイツ、Robert-Bosch-KrankenhausのAndreas Seitz氏らにより、1月10日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
冠動脈スパズムが認められた患者におけるアセチルコリン再負荷試験

Seitz氏らは、多施設において、アセチルコリン負荷試験で冠動脈スパズムが検出された患者95人(平均年齢61歳、女性69%)において、冠動脈内にニトログリ...