メタ解析より、多枝疾患を有するST上昇型MI患者において、完全血行再建は責任病変のみの血行再建と比較してMACEのリスクが低く、造影ガイドとFFRガイドの完全血行再建の比較ではMACEのリスクに差はなかったことが、アメリカ、Baylor College of MedicineのAyman Elbadawi氏らにより、3月28日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
ST上昇型MIと多枝疾患を有する患者の非責任病変に対するFFRガイド vs 造影ガイドの血行再建: ネットワークメタ解析

Elbadawi氏らは、電子データベースから、ST上昇型MIと多枝疾患を有する患者において、責任病変のみの血行再建、造影ガイドの完全血行再建、FFRガイド...