PATENS試験より、橈骨動脈アプローチ(TRA)の手技において、ニトログリセリンのルーチンな使用は投与のタイミングにかかわらず、橈骨動脈閉塞リスクを低下させなかったことが、ブラジル、Instituto Dante Pazzanese de CardiologiaのRoberto da Silva氏らにより、5月23日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
橈骨動脈アクセス後の橈骨動脈閉塞に対するニトログリセリンを用いた予防戦略: PATENS試験

PATENS試験では、多施設よりTRAによる手技を受ける患者2,040人を登録し、ニトログリセリン500µgを投与する群、又はプラセボ投与群に割り付けた。...