ILIASレジストリーより、FFRとCFRがともに低く、血行再建を施行しなかった場合、血行再建を施行した血管と比較して5年のTVFの割合が高く、FFRとCFRのいずれかが正常値、いずれかが低値の場合は、血行再建をした血管と5年のTVFのリスクは同等であったことが、オランダ、Amsterdam UMCのTim van de Hoef氏らにより、5月23日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
冠動脈の血行再建における意思決定のためのFFRとCFRの複合的評価: ILIASレジストリー

Van de Hoef氏らは、多施設よりILIASレジストリーに登録された閉塞性冠動脈疾患を有する慢性冠症候群患者2,143人(2,725病変)を対象とし...