FFR REACT試験より、造影上PCIが成功と判断されたものの、FFRが<0.90であった患者において、IVUSガイドによるPCIの最適化はFFRを改善したものの、1年のTVF(心臓死、自発性の標的血管に関連するMI、臨床由来のTVR)の有意な改善には至らなかったことが、オランダ、Erasmus Medical CenterのTara Neleman氏らにより、8月22日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
IVUSを用いたFFRガイドPCIの最適化: FFR REACT試験
FFR REACT試験では、単施設において、造影上PCIが成功と判断された時点でFFR<0.90であった患者291人をIVUSガイドにて手技の最適化...