25の研究のメタ解析より、中等度の大動脈弁狭窄症(AS)患者の死亡率は9.0/100人年であり、ASなし/軽度と比較して高かったものの、重度のASと比較して低く、LVEFが≦50%の患者では顕著な死亡率の上昇が認められたことが、アメリカ、Cardiovascular Research FoundationのAugustin Coisne氏らにより、8月22日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
中等度の大動脈弁狭窄の長期臨床アウトカムへの影響: メタ解析
Coisne氏らは、複数の電子データベースより、成人の中等度のAS患者を対象とした研究を検索し、25の研究(12,143人、追跡期間3.7年)のメタ解析を...