CTOに対するPCIにおいて、病変遠位部の不良な血管は、テクニカル/手技成功率の低下、院内MACE(死亡、MI、緊急再TVR、心嚢穿刺/外科的治療を必要とするタンポナーデ、脳卒中)、及び冠動脈穿孔の増加に関連していたことが、アメリカ、Minneapolis Heart Institute and Minneapolis Heart Institute FoundationのSalman S. Allana氏らにより、6月26日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
CTOに対するPCIにおける標的血管遠位部の血管の質とアウトカム

Allana氏らは、2012年から2022年に、アメリカ、及びアメリカ以外の39施設にて施行されたCTOに対するPCI症例10,028例を対象とし、標的血...