大動脈弁狭窄症による心臓障害のパターンは男女で異なっており、心臓障害が早期の段階では女性は男性よりもTAVR後5年の死亡率が低かったものの、より進行した段階では男女で差はなかったことが、スイス、Bern University HospitalのMasaaki Nakase氏らにより、5月27日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
TAVRを受ける患者の術前の心臓障害ステージによる男女の死亡率の差: Swiss TAVRレジストリーより
Nakase氏らは、Swiss TAVRレジストリーに前向きに登録された2007年8月から2022年6月にTAVRを受けた患者2,026人(女性49.1%...