ACSにおける多枝血管の完全血行再建のタイミング: BIOVASC試験2年成績

BIOVASC試験より、多枝冠動脈疾患を有するACS患者において、即時完全血行再建とstaged完全血行再建で2年の全死亡、MI、予定外の虚血由来の血行再建、脳血管イベントの複合アウトカムに有意差はなかったことが、オランダ、Erasmus University Medical CenterのWijnand K. den Dekker氏らにより、12月23日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。