日本の多施設が参加したCURRENT ASレジストリー2より、LVEFが低下した低圧較差大動脈弁狭窄症(AS)と、奇異性(paradoxical)低流量低圧較差ASの臨床アウトカムは高圧較差のASよりも不良であったことが、Kobe City Medical Center General HospitalのTomohiko Taniguchi氏らにより、2月24日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
低圧較差の重症大動脈弁狭窄症患者の臨床的特徴とアウトカム: CURRENT ASレジストリー2

Taniguchi氏らは、CURRENT ASレジストリー2に登録され、拍出量とLVEFのデータが得られた3,363人のAS患者を対象とし、患者をLVEF...