FAME 3試験より、非ST上昇型ACS患者においてCABGとFFRガイドのPCIで3年の死亡/MI/脳卒中の複合イベントのリスクに差はなかったものの、慢性冠症候群(CCS)患者においてはCABGで複合イベントのリスクが有意に低かったことが、アメリカ、Stanford University School of Medicine and Stanford Cardiovascular InstituteのKuniaki Takahashi氏らにより、4月14日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
ACS患者におけるCABG vs FFRガイドのPCI: FAME 3試験

Takahashi氏らは、3枝冠動脈疾患を有する患者1,500人を、FFRガイドのPCI群、又はCABG群に無作為に割り付けたFAME 3試験に含まれた非...