ヨーロッパのCTO-PCIのレジストリーであるERCTOより、高度石灰化を伴うCTO病変に対するPCIにおいて、高度石灰化プラークmodificationデバイス(ACPMD)の使用は、手技成功率の向上、MACCE発生率の低下と関連していたことが、イタリア、University Hospital “P. Giaccone”のGiuseppe Vadala氏らにより、6月9日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
CTO-PCIにおける高度石灰化プラークに対するmodificationデバイス使用の影響: ERCTO

Vadala氏らは、2021年から2023年にERCTOに登録された15,329症例を対象とし、ACPMDの使用の傾向、及びACPMD使用によるアウトカム...