大動脈の二尖弁(BAV)、三尖弁(TAV)に対してTAVRを受けた患者において、弁輪上部の測定を加えた多断面アプローチによるTAVR弁のサイズ決定は、弁輪部のみの測定での弁輪サイズの決定と比較して弁サイズを縮小させ、valve-in-valveの施行率が低かったことが、中国、Beijing Anzhen HospitalのJing Yao氏らにより、7月28日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
大動脈弁の二尖弁、三尖弁の弁輪部と弁輪上部の測定を用いた多断面アプローチによるTAVR弁のサイズ決定

Yao氏らは、Venus A弁を使用したTAVRを受けた患者377人(BAV患者191人、TAV患者186人)を後ろ向きに評価し、弁の交連部、及び弁尖部の...