国立循環器病研究センター
富所 大輝 氏
症例
70代 女性
主訴
呼吸困難
既往歴
気管支喘息
現病歴
20XX年6月に急性心不全により入院。心エコーの評価にて、大動脈弁逆流が確認された。心不全の治療後に退院したが、同年7月に発作性夜間呼吸困難を発症し、再入院となった。
内服薬
サクビトリル/バルサルタン1日2回50mg、
ダパグリフロジン10mg、
ビソプロロール1.25mg、
アゾセミド30mg、
スピロノラクトン25mg
身体所見
160cm、69.2kg
頸静脈怒張
頸静脈怒張
下肺野で断続性ラ音、
Levine Ⅱ拡張期雑音
バイタルサイン
36.4℃、
HR 88bpm、
BP 124/42mmHg(左右差なし)
RR 20回/分、
SpO2 97%(room air)