国際医療福祉大学病院
佐藤 公一 氏
武田 守彦 氏
症例
40代前半 男性
主訴
夜間就寝時の胸痛
現病歴
20XX年5月に夜間就寝時の胸痛を主訴に救急搬送された。来院前から早朝安静時の胸痛を頻回に感じていたとのエピソードがあった。心電図検査にてV2-3誘導でST上昇を認め、急性冠症候群として緊急CAGを施行した。しかしながら、カテ室に到着する前に胸痛は自然に改善し、カテ室への入室時には心電図上のST変化も正常化した。
既往歴
病院受診歴なし
家族歴
心疾患の家族歴なし
冠危険因子
未指摘の高血圧、脂質異常症、現喫煙