2022年のESC Congressで発表されたREVIVED-BCIS 2試験では、虚血性の重度左室収縮機能障害を有する患者において、PCIは全死亡/心不全入院のリスクを低下させなかったことが報告され、注目を集めたが、ACC.23では、本試験において心筋viabilityによりPCIの効果に影響があるのかを検討した研究結果が発表された。また、心臓MR/PETによる虚血やviabilityの評価はSPECTと比較して、心臓イベントに影響を与えるのかを検討したIMAGE HFプログラムAIMI-HF試験の結果も報告された。
TCROSS NEWSでは、血行再建の判断基準として用いられる心筋viabilityについて、またこれらの研究の解釈について、帝京大学の上妻謙氏にご意見を伺った。