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心原性ショックを合併したAMI患者へのImpella治療 ~東京医科大学病院のプロトコール、合併症予防~

東京医科大学病院は三次救急施設であり、循環器集中治療室(CCU)の病床数は6床で、専任医師5名が治療にあたっている。2019年のCCU入室患者412人のうち虚血性心疾患は28%、心不全が約半数を占めていた。

2015年の東京都CCUネットワークデータベースによると、AMI患者のうち、心原性ショックを伴うKillip分類Ⅳの患者は9.2%であり、院内死亡率は28.9%と依然として高いが、2019年に同院のCCUで治療を受けたAMI患者はKillip分類Ⅳの患者が35%と多かったものの、院内死亡率は18%であった。

東京医科大学病院では保険収載された翌年の2018年よりImpellaを使用しており、TCROSS NEWSでは、同院の中野宏己氏より、心原性ショックを合併したAMI(AMI-CS)患者へのImpella導入のプロトコールや合併症予防への取組みなどについて伺った。

Impellaを用いた治療への期待と課題 Door to balloon時間が短くなっているにもかかわらず、AMI-CS患者の予後改善は得られていな...
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