TAVRは、ハイリスク患者の生命予後を改善する革新的な治療として我が国では2013年に導入され、2017年5月現在、TAVR実施施設は118施設に至っている。このような中、TAVRを海外で学んだ循環器内科医が中心となり、「日本の実臨床から世界に発信する」を掲げて、OCEAN-TAVIレジストリーが立ち上げられた。このOCEAN-TAVIレジストリーより、Clinical Frailty Scale(CFS)がTAVR後のアウトカムに与える影響についての研究が、2017年5月23日号のCirculation誌で報告された。TCROSS NEWSでは、共同研究員である豊橋ハートセンターの山本真功氏に本研究について取材した。