TAVI(経カテーテル的大動脈弁留置術)は、2002年にフランスで生まれ、2013年に日本で承認、保険償還を取得しました。TAVI創成期にフランスに留学されていた慶應義塾大学の林田健太郎氏、豊橋/名古屋ハートセンターの山本真功氏、帝京大学の渡邊雄介氏が、患者治療成績の向上、国際交流、日本からのデータ発信の促進を目指して、2013年にOCEANグループを創設し、結成から10年を経て、このOCEANグループから100本目の学術論文が発表されました。
現在、国内の参加施設数が26施設に至っているOCEANグループの活動は世界からも注目され、ESC Congress 2021で発表され、同時にNew England Journal of Medicine誌にも掲載されたENVISAGE-TAVI AF試験には、OCEANグループが日本の代表として選ばれて参加しています。
TCROSS NEWSでは、OCEANグループの初期メンバーでもある9人のOCEANIANsをお招きし、これまでの軌跡を語っていただきました。