トップ keyboard_arrow_right 特集 keyboard_arrow_right レジェンド

Profiles「延吉 正清 氏」 前編 (2008年取材)

公式アカウントをフォロー

循環器内科を専門とされることになった経緯をお教え下さい。

私は母校である京都大学医学部を卒業後、血液学を専門とするつもりでしたが、研修医時代に人生を変える出来事がありました。

延吉 正清 氏(小倉記念病院)

それは、京都大学病院の第二内科で研修を受けていた時でしたが、私はある細菌性心内膜炎の患者様の主治医になりました。指導医の先生の指示により、その心不全の患者様へ当時出たばかりの新薬であるβブロッカーを処方したところ、患者様の病態が急変し、その日のうちにお亡くなりになりました。研修医であった私には非常にショックでした。

患者様のためと思って行った治療が残念な結果を招いてしまったことで、私は循環器の奥の深さを痛感し、循環器を本格的に学ぼうと志すようになりました。 循環...
ゴールド・プラチナ会員がご覧いただけます。
\利用者数20,000人/
多くの循環器内科医が利用している
TCROSS NEWSとは?
  • check_box 年間1,300本の循環器コンテンツを配信
  • check_box 多くの医療機関で採用
  • check_box プラチナ会員満足度は92%
JACC、Circulationなど、領域特化のサマリーを毎日配信
日循、ESC、AHAなど国内外の学会発表を速報でお届け
豊橋ライブなど提携ライブデモンストレーションを年5回配信
ガイドライン班長への取材、手技動画など独自コンテンツ多数
頼れる情報が、あなたを強くする