心臓血管研究所付属病院の松野俊介先生より、CTO-PCIに魅力を感じ、CTO術者を目指すきっかけとなった症例をご提示いただきました。

80代男性のSVG-LAD吻合部に高度狭窄を認め、SVGに対しPCIを数回行うものの長期的な開存が得られず、患者さんと家族はPCIによる再治療を強く希望されます。LADのCTOの閉塞期間は25年以上であり、石灰化も強く非常に難しい症例です。当時、CTO-PCIの経験は少なく、レトログレードアプローチでの手技経験はなかったものの、患者さんからは術者を務めてほしいと依頼され…。

演者: 松野 俊介 氏(心臓血管研究所付属病院)

本動画は第12回 豊橋ライブデモンストレーションコース(2022年)より収録いたしました。
演者の所属先は放映時のものとなります。

The Most Impressive Caseとは?

日本全国のカテーテルインターベンショニストにとって、術者人生や考え方に大きな影響を与えた症例を施行時を振り返りながらご紹介いただくシリーズです。