オリンピックも終盤となった先週、日本の金メダル数は過去最多の16個という記録を塗り替える一方で、新型コロナウイルス感染者数も過去最多を更新し続け、7月31日(土)には全国で12,329人と3日連続1万人を超えました。その前日には政府は新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、8月2日から31日まで埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県を緊急事態宣言の対象に加えることを決めました。
切り札のワクチンも7月31日現在ではOur World in Dataによると日本の接種率は27.79%であり、カナダの57.98%、スペインの57.1%、イギリスの55.66%、イタリアの51.01%、アメリカの49%からは程遠く、トルコ(31.35%)とモロッコ(27.35%)の間と、置いておかれている状況です。東京では4回目の緊急事態宣言を発令していても感染者数が減らないという状況を考慮すると、ワクチン接種を加速させていく手立てが必要となりそうです。