日本列島の広い範囲で大雨となり、気象庁は週末の14日に九州三県(佐賀県、長崎県、福岡県)と中国一県(広島県)の4県に大雨特別警報を発し、佐賀県嬉野市では11日からの総雨量が8月1ヶ月分の平均値3倍を超えるまでに至りました。このような異常気象は日本のみではなく、トルコでは豪雨と洪水により1,700人以上が避難、イタリアでは熱波で山林火災が相次ぎ、南部シチリア島のフロリディアで最高気温が48.8度を観測、中国でも湖北省で豪雨により8,000人以上が被災し、世界中で死者や行方不明者の数が相次ぎ報告されました。
そして、国内では新型コロナウイルス感染が猛威を振るい13日より連日2万人を超える感染者数を記録し、東京は13日に5,773人、14日には5,094人と感染者数の増加が続いています。
8月15日は終戦記念日であり、先の不幸な大戦が終結して76年目を迎えました。二度と同じ過ちを繰り返さないように、この日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」としていますが、この思いに逆行するようにアフガニスタンがタリバン政権に移行するなど、世界中で戦争の火種がくすぶっています。