週の始まりはメジャーリーガーの大谷翔平選手に関するニュースが多く取り上げられ、「メジャーは差別主義」、「不可解な四球判定」、「勝負しろ」など大谷選手の本塁打王を阻止することを批判する記事やコメントが目立ちました。また、秋篠宮家の眞子さまとの結婚を予定している小室圭さんの帰国も注目されました。
政界からは、自民党総裁に岸田文雄氏が選出され、実質的な時期総理の決定となりました。経済界では日本を代表する企業の1つであるパナソニックが勤続10年を超える社員1,000人を対象に早期退職を募集したところ、1,000人を超える規模の応募があったというニュースが話題となりました。パナソニックの前身である松下電器産業の創業者、松下幸之助氏がこだわり続けた「家族主義」経営も時代が変わり、外部環境が大きく変化した今の時代では維持できなくなりました。高度経済成長期の象徴でもある年功序列や終身雇用が崩れ、日本的経営が機能不全を引き起こす時代になり、ひとり一人が組織に依存せずに力をつけていかねばなりません。
先週末にはPCR Tokyo Valves 2021が開催されました。9月25日(土)、26日(日)の両日約5時間にわたり、経皮的大動脈弁留置術、経皮的左心耳閉鎖術、経皮的僧帽弁接合不全修復術を中心に、SHD領域の診断から最新のカテーテル治療が学べるプログラムで構成されていました。オープニングでコースディレクターの齋藤滋先生と林田健太郎先生が挨拶され、齋藤先生は、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大により困難な時期が続いたことを伝えた後に、再び不死鳥のごとく羽ばたく日が来ると述べられました。林田先生は、このような時こそつながることが大切であると話され、再び来年はこの場所で一同が集まることを願っていると話されました。つながりこそ、今、全世界中で重要とされます。
それでは先週のランクインを紹介します。