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「謹賀新年・週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年1月1日-1月7日~

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「謹賀新年・週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年1月1日-1月7日~

【一般注目ニュース】

[海外ニュース]

アメリカで新型コロナウイルス感染者が増加を続ける~1日平均35万人
アメリカでは新型コロナウイルス感染者が12月29日に速報値で48.6万人を記録し、30日にはワシントン・ポストの集計では56万人を超えており、ジョンズ・ホプキンス大学からは30日に1日当たりの新規症例数が1週間の平均で35.6万件に至ったことが報告されました。米CNNによるとニュージャージー州、ニューヨーク州、アーカンソー州、シカゴ(イリノイ州)で過去最多を記録し、病床のひっ迫が懸念されているとのことです。重症化しにくいオミクロン株が増えているとは言え、米国は先進国の中でもワクチン接種率が低く、1月2日現在では61.51%であり、米疾病対策センター(CDC)によると「接種完了した成人のうち追加接種をした人は33%に過ぎない」とのことです。今後の動向によっては現在開催予定のアメリカ国内の学会・ライブコースは再びオンラインになりそうです。

世界各国の新型コロナ感染者数が292,049,283人へ
ジョンズ・ホプキンス大学のCOVID-19感染状況ダッシュボードによると22年1月4日午前8時現在の確認された感染者数が世界合計が2億9200万人を超えたことが発表されました。死者数が545万人となり、死亡率は1.87%でした。感染者が最も多い国はアメリカで、56,091,119人(死亡 827,701人)、インド 32,922,882人、ブラジル 22,297,427人、英国 13,497,175人、フランス 10,422,830人、ロシア 10,374,292人と続きました。

[国内ニュース]

第98回箱根駅伝 青山学院大学2年ぶり優勝
毎年1月2日、3日に恒例の箱根駅伝、今年は青山学院大学が優勝しました。箱根駅伝の正式名は「東京箱根間往復大学駅伝競走」と呼ばれ、東京・読売新聞社前から箱根・芦ノ湖まで往路5区の107.5キロ、復路5区の109.6キロの合計10区間217.1キロの距離を走ります。出場校は前大会でシード権を得た10校と21年10月の予選会を勝ち抜いた10校、そして、個人成績が予選会で優秀だった関東学生連合チームの合計21チームで競い合います。しかし、「これだけ華やかな大会がなぜ全国大会ではないのだろうか?」と疑問に思えます。ウキペディアによると競技者は以下の要件を満たしている必要があるとのことです。

1. 競技者の所属校が関東学連加盟校で競技者は当該年度の登録を完了していること(内規第4条)
2. 所属する加盟校が関東学連から処分を受けていないこと(内規第5条)
3. 本人が関東学連の資格審査委員会によって処分を受けていないこと(内規第6条)
4. 出場申込回数が4回(予選会のみ出場の場合も回数に含む)を越えないこと(内規第7条)

この条件から考えると箱根駅伝は関東の大学に限ったローカルの会ですが、知名度は3大駅伝の出雲駅伝(出雲全国大学選抜駅伝競走)、全日本大学駅伝と比べて最も高いことは言うまでもありません。この理由として諸説ありますが、その歴史が影響しているようです。箱根駅伝の第1回大会は1920年(大正9年)、一方で、全日本大学駅伝は1970年に第1回大会が始まっています。出雲駅伝は公式サイトによると平成元年10月から始まり、昨年で33回目ですので三大駅伝の中ではもっとも新しい大会です。箱根駅伝はマラソンの父として知られる金栗四三らの「世界に通用するランナーを育成したい」との思いが創設の原動力になっているとのことでした。実際、この箱根駅伝に出るために全国から選手が関東の有力校に集まってくるということもあり、事実上は全国の大学のマラソン大会という見方が強いのでしょう。今年も年始から感動のドラマが生まれました。青山学院大学の選手の皆様、関係者の方々おめでとうございます。

【新型コロナウイルス関連】

昨年に続いて天皇陛下による新年一般参賀の開催が感染拡大防止のために行われず始まった2022年。1日にはテレビ中継中にニュース速報で「東京都で新たに79人が新型コロナウイルスに感染」と報じられ、誰もが「やはりまた来たか。。」と落胆したことだと思います。NHKのまとめによる1月1日の新規感染者数は535人を記録し、1週間前の12月25日(322人)から213人の増加でした。1月1日の主要都市の感染者数は、大阪府が70人(前週22人)、東京都が79人(前週38人)、重症者数が1月1日時点で51人(前週37人)でした。欧米とは比になりませんが国内でも確実に増えています。

また、日本のワクチン接種が完了した割合は1月2日現在で78.27%(前週78.12%)と前の週と変わらず世界3位の接種率です(Our World in Dataより)。今週も中国が1位(83.6%)、韓国が2位(83.02%)、3位が日本、4位以下も変わらずイタリア(74.09%)、フランス(73.29%)、ドイツ(70.55%)、イギリス(69.51%)、ブラジル(67.03%)、タイ(64.94%)、そして、アメリカ(61.51%)と同順位を保っています。

それでは、以下、週間ランキングを紹介します。

週間ランクイン記事を読み解く OCTで観察したACS患者におけるアテローム動脈硬化性プラークの糜爛と治癒 記事を読む ...
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