トップ keyboard_arrow_right 市場トピックス keyboard_arrow_right その他

「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年1月15日-1月21日~

2022 1.15   1.21

「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年1月15日-1月21日~

【一般注目ニュース】

[海外ニュース]

ジョコビッチ氏全豪オープン、出場できず
この週の最初に、新型コロナウイルスワクチンの接種を行っていなかったテニスの世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ氏がオーストラリアを出国したというニュースが報道されました。同氏は、全豪オープンに出場するために1月5日にオーストラリアのメルボルンに到着しましたが、ワクチン未接種を理由に入国を拒否されていました。当初は新型コロナウイルスに感染した経験があったことからワクチン接種が免除されていたのですが、豪政府は免除を拒否し、裁判所が10日に入国を認めましたが、14日に政府が再び取り消しを求め裁判所に異議申し立てを行い、16日にビザの取り消し撤回を求めたジョコビッチ氏の訴えを退けました。それにより、同氏は全豪オープンの出場をあきらめ、16日の夜に同国を出国したとのことです。賛否両論ありましたが、政府の強硬な姿勢が支持された結果となりました。この大会には4連覇と4大大会21度目の優勝がかかっていたため、本人も非常に悔しかったと思います。BBCでは地元セルビアの人たちにこの件に関してインタビューをしており、中には「これはセルビアという小国にそこまでの偉業をなさせないためだ」という発言もありました。残念な結果ですが、豪政府もここで柔軟な姿勢を示せば国民から弱腰と非難されることを気にしたのでしょう。豪紙の「The Age」によると71%が裁判所の決定を支持したとのことです。

[国内ニュース]

全国で大学入試共通テストが開催
1月15日、16日には大学入試共通テストが全国で開催されました。今年の志願者は530,367人ということで、前年の535,245人と比べて4,878人減でした。大学入試共通テストは、2020年までは「大学入試センター試験(センター試験)」と呼ばれていたもので、昨年から「大学入学共通テスト(共通テスト)」と変わり、各大学が独立行政法人の大学入試センターと共同で実施する試験です。ご承知の通り、国公立大学の一般選抜受験者は原則共通テストを受験しなければなりません。これまでのセンター試験からなぜ共通テストへと変わったのでしょうか?「日本の高校生を元気にする!!高校生新聞」にその理由が記載されていましたので紹介します。

1990年から2020年まで実施されていたセンター試験は、マークシート式で受験者の知識レベルを測定していました。国は「先行きが予想しづらいこれからの社会では、知識の量だけでなく、自ら問題を発見し、答えや新しい価値を生み出す力が重要になる」として、思考力や判断力、表現力を重視した新しい評価基準として共通テストへとシフトさせました。「単なる知識や暗記にとどまらず、受験生の学力や力を多面的にみるため」に導入されたと言われています。

いずれにせよ、国も本格的に腰を上げて世界に通じる人材を育成したいという思いがありますが、試験だけではなく国のシステムの根本的な改善も必要となります。受験生の皆様、本当に2日間、お疲れ様でした。一日も早く春が来ることを願います。

【新型コロナウイルス関連】

コロナ感染者数前の週の3倍近くに増加
先週の1月8日の8,000人超から1週間経過した15日の国内の感染者数は2万5,000人を超えました。また、NHKによると、山口県、広島県、愛知県、東京都、神奈川県、群馬県でそれぞれ1人が死亡し、合計6人の死亡が確認されています。2万5,000人を超えたのは2021年8月26日以来とのことで5ヶ月ぶりです。3回目のワクチン接種の目途が立たない今の状況下では緊急事態宣言を発令を検討せざるを得ないかと思いますが、世界情勢から考慮して経済活動を優先するためにもうしばらく様子を見るということでしょうか。

また、NHKのまとめによる1月15日の新たに確認された感染者数は2万5,742人を記録し、1週間前の1月8日から3倍の増加でした。1月15日の主要都市の感染者数は、大阪府が3,692人(前週891人)、東京都が4,561人(前週1,224人)、重症者数が1月15日時点で233人(前週89人)でした。

日本のワクチン接種完了率は1月15日現在で78.93%(前週78.88%)と前の週と変わらず世界3位です(Our World in Dataより)。今週は韓国が中国を抜いて1位の84.56%(前週83.51%)、2位の中国が84.19%(前週83.99%)、4位がイタリア74.95%、5位がフランス74.87%、6位がドイツ71.84%、7位がイギリス70.09%、8位にベトナム69.71%が浮上し、9位はブラジル67.88%、そして、10位がタイとなり64.94%、アメリカが11位62.33%となりました。

【学会からのお知らせ】

[日本循環器学会]

日本循環器学会は1月14日付で公式サイトにて「糖代謝異常者における循環器病の診断・予防・治療に関するコンセンサスステートメント」の一部用語訂正に関するお知らせを掲載しました。変更項目は、コンセンサスステートメントに記載されている[図2]の表現であり、「呼吸苦」を「呼吸困難」に訂正したとのことです。

それでは、以下、週間ランキングを紹介します。

週間ランクイン記事を読み解く 突然の胸痛と呼吸困難に襲われた男子高校生: Case Sharing #2 記事を読む ...
ゴールド・プラチナ会員がご覧いただけます。
chevron_right 新規会員登録はこちら
※会員プランについてはこちら
TCROSS NEWSは、循環器領域に携わる医療従事者のための循環器総合情報サイトです。皆様のお役に立つコンテンツをお届けしております。
業界ニュースや最新の海外論文を日本語でお届け
全プラン
循環器内科を中心に7,000名以上の医師が登録中
全プラン
学術集会速報・オリジナル記事をどこよりも早くお届け
ゴールド プラチナ
循環器領域特化のオリジナル動画コンテンツが見放題
プラチナ
豊橋ライブデモンストレーションコース、JBCなどの提携ライブにご招待
プラチナ
有料会員満足度92%!臨床に役立つ価値のある情報をお届け
ゴールド プラチナ

有料プランにご満足いただけないときは、60日間返金保証を行っております。