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「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年1月29日-2月4日~

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「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年1月29日-2月4日~

【一般注目ニュース】

[海外ニュース]

北京オリンピック開幕
いよいよ北京オリンピックが開幕しました。2月4日から2月20日までの17日間にわたり中国の首都北京市と隣接する河北省張家口市を会場として開催されます。今回は7競技109種目で世界各国から集まるアスリートが競い合います。日本選手団は1月30日に羽田空港から出発しました。選手団の主将を務めるスピードスケートの高木美帆選手や大会連続金メダルに期待がかかるスピードスケートの小平奈緒選手らが取材カメラに笑顔で手を振る映像が印象的でした。2週間以上にわたる熱い戦いが始まります。

では、冬のオリンピックはいつから始まったのでしょうか。日本オリンピック委員会の公式ページよると、冬季オリンピックの開催は今から遡ること約100年前の1924年に始まりました。第1回はアルプスのモンブランの麓にあるリゾート地シャモニー・モンブラン(フランス)で実施されました。これまで冬季オリンピックは日本で1972年の札幌大会、そして、記憶に新しい1998年長野大会の2回開催されています。実は1940年にアジア初の冬季オリンピックが札幌で開催される予定でしたが、第二次世界大戦のため中止となっています。

ところで夏のオリンピックと違い冬季オリンピックが今一つ盛り上がらないと感じている方もいるのではないでしょうか。諸説ありますが、大きな理由の1つとして競技種目が少ないと言われています。通常夏のオリンピックでは200以上の国・地域の選手団が参加し、30以上の競技の300以上の種目で競い合われるのに対し、今回の北京でも7競技109種目と1/3程の規模になります。そのため、参加人数が少なく経済効果なども限られ、盛り上がりに欠けるという印象を与えるのかもしれません。いずれにせよ、アスリートたちはこの日を夢見て辛い練習に耐えてきました。日本のみならず世界中の選手にエールを贈ります。

[国内ニュース]

北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイル発射
1月30日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射実験したとのニュースが入りました。日本海に向けてのミサイルの発射で、過去最大のミサイルとみられているので他人事ではなくなっています。韓国と日本当局によると、今回のミサイルは「高度2,000キロに達し、約30分間にわたり距離800キロを飛行した後に日本海に落下」したようです。このミサイルの発射に日本をはじめアメリカ、韓国は非難しています。北朝鮮は自分たちの防衛力を増強し、世界にアピールすることで外交上、有利な交渉条件を引き出そうとしています。その交渉の1つが核ミサイル開発を通じて国連が科した制裁を解除させることであると、BBCは報じています。北朝鮮は自国を防御するためと正当化しますが、国民の大半が飢えて貧しい状況であるにもかからず、国内総生産の1/5から1/4も軍事費に費やしています。日本は自国の領土を脅かされても、現総理大臣を含め歴代総理が「非難する」との声明のみで、見える形での行動はなく、アメリカに頼るばかりでは何の解決にもならない気がします。

【新型コロナウイルス関連】

日本では、新型コロナウィルス感染が拡大し続け、感染者数が過去最多とのニュースが日々報道されています。一方、海外では重症者が比較的少ないため、厳戒態勢を敷いて水際対策をする意味が薄れ、規制を弱め国外からの人の流入を受け入れ始めました。世界の動きに反して日本はいまだ外国からの入国を拒否していると批判されています。たしかに、現状では3回目のワクチン接種を加速することが先決で、これだけオミクロン株の感染が広がる状況下では水際対策が意味を成すとは思えません。常に対応が後手となり批判される日本政府ですが、世界に後れを取らずに国民の安全を確保してもらいたいものです。

1月29日の感染者は日本全国で84,933人を記録しました。東京では17,433人の新規感染者が確認され、1週間前の約1.6倍を記録しています。オミクロン株はデルタ株の3-4倍の感染力とされ、世界の状況を見ても、もうしばらくこの状況が続くと予測されていますが、一方でピークアウトするという報道も聞こえてきます。主要都市では大阪も29日に1万人を超え(10,383人)、続いて神奈川が8,699人、愛知が5,613人の感染者数でした。

1月29日までの世界の感染者数の累計を見ると、ジョンズ・ホプキンス大学の調べでは、アメリカがもっとも多く74,067,112人であり、インドがそれに続き40,858,241、続いてブラジルが25,050,601人でした。日本はその中でも28位で2,502,437人と先進国では低く、死者数も18,686人とアメリカの882,881人と比べると顕著に低いことがわかります。いずれにしても、一日も早く3回目の接種を行い感染拡大を止めたいところです。

【学会からのお知らせ】

[日本心血管インターベンション治療学会]

2021年施行症例登録締切日について
CVITは1月31日付で公式サイトにて、2021年1月1日から2021年12月31日までに施行した症例のレジストリー登録の締切日を2022年3月31日(木)23時59分に締切ることを通知しました。締切りを過ぎた症例については、修正、追加登録できなくなります。また、資格申請において、施行した症例の全例登録がされていなかった場合は「一切の救済なく、資格が失効します」ので十分にご注意ください。

それでは、以下、週間ランキングを紹介します。

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