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「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年2月5日-2月11日~

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「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年2月5日-2月11日~

【一般注目ニュース】

[海外ニュース]

英国エリザベス女王が即位70年
2月6日に英国のエリザベス女王が即位70年を迎えたことが、世界中のニュースで取り上げられました。1952年に25歳で王位を継承し、95歳になった今でも公務をこなすエリザベス女王は、イギリスの象徴として国民に敬愛されています。即位した1952年2月6日にはイギリス連邦に加盟するグレートブリテン、及び北アイルランド連合王国(イギリス)に加えて、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ連邦、パキスタン、並びにセイロンの女王でしたが、今日でも、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ジャマイカ、バハマ、グレナダ、パプアニューギニア、ソロモン諸島など16ヶ国がエリザベス女王を君主としています。70年という在位期間はイギリスの君主としては初めてのことで、これを機会に発表した国民へのメッセージの中で、チャールズ皇太子の妻カミラ夫人を「王妃として知られることを心から願う」と異例の表明をしたことが話題になりました。これは国民にあまり人気のないチャールズ皇太子が王室運営を問題なく進められるよう手助けしたいという思いからの発言であるとの見方がされています。95歳という高齢にもかかわらず、国民のために尽くすエリザベス女王の後を継承するチャールズ皇太子にとって、彼女はあまりにも大きすぎる存在なのではないでしょうか。

[国内ニュース]

ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルで日本人が北京五輪初の金
2月4日(金)に開幕した北京冬季オリンピックで、6日(日)に日本人勢初の金メダルが出ました。ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルで、小林陵侑選手が1回目は104.5メートル、2回目は99.5メートルと合計275.0点で1998年の長野大会以来24年ぶりに金メダルとなりました。ここで疑問に思うのは、104.5メートルと99.5メートルを足して275.0点??204.0点ならわかるのですが。なぜ275.0点となるのでしょうか。少しルールを調べてみました。

スキーには北欧のスカンジナビア地方発祥のノルディックスキーとアルペンスキーがあり、違いは滑走スピードやスキー板の長さなどが挙げられます。また、スキージャンプは同じ競技でも「ノーマルヒル」と「ラージヒル」があり、一言でいうとジャンプ台のサイズの違いです。

採点は「飛距離点」、「飛型点(ジャンプの美しさ・正確さ・着地姿勢)」、「ゲートポイント」、「ウインドファクター」が採点されます。「飛距離点」では選手がK点を目安にジャンプし、K点を超えると1mにつき決められた点数が加算され、到達しなければ1mにつき減点されます。「飛型点」は、減点法で5人の審査員により20ポイントを満点として採点されます。なお公平を期すために、審査員の1番高い点数と1番低い点数は除かれ、真ん中の3人の点数が合計されます。「ゲートポイント」は滑走路のコンディション、「ウインドファクター」は追い風・向かい風で加算、又は減点されます。このように得点が加算・減点されて、275.0点というポイントが算出されました。ルールを知れば、疑問に思うことでも理解できるようになり、より楽しめるようになるのかもしれませんね。

最近はより公平を目指して様々な規制が課されるようになりました。今回もそのルールに泣く選手が出ています。ノルディックスキー・ジャンプの新種目、混合団体では日本の高梨沙羅選手が1回目に失格となるなど、4ヶ国5選手が規定違反として記録を取り消されています。高梨選手の失格の原因がスーツの太もも部分が規定寸法の最大許容差(女子は体からプラス2~4センチ)より2センチ大きかったということです。ぶかぶかのスーツはムササビが翼を広げるように浮力を得やすいからだそうです。しかし、2センチくらいでそれだけ飛距離が変わるとは…。非常に残念な結果でした。

【新型コロナウイルス関連】

国内の新規感染者数がついに10万人を超えました。NHKによると、東京は2月5日(土)には21,122人、6日(日)は17,526人の新規感染が確認されました。そして、大阪でも5日(土)は10,918人、6日(日)は12,555人と記録を更新し、感染拡大のピークに来ています。その一方で、亡くなった方は、2月4日(金)では104人でした。これまで報道されているように、オミクロン株はワクチン接種を終えた人では、重症化、及び死亡の割合は以前と比べて低下していることが明らかです。2月4日の首相官邸の情報では1回目は80.0%、2回目の接種率は78.8%であるということでした。しかし、3回目の接種率はいまだ4.8%に留まります。イスラエルでは4回目の接種が進んでいるのに対して、日本はなぜこれほど3回目のワクチン接種が遅れているのでしょうか。1月27日の日テレNEWSによると、その原因は3つあるようです。1つ目は、2回目からの接種間隔を「8ヶ月」にするか、「6ヶ月」にするのかの政府の判断が遅れたことが指摘されていました。2つ目は、現ワクチン担当大臣の「発信力、調整力不足」と言われています。そして、3つ目は、モデルナ社製ワクチンの“不人気”という声が上がっているそうです。実際、ファイザー社製と比べると副反応が強いと言われており、3回目はファイザー社製のワクチンを選ぶ人が多いとのことでした。この3点はなるほどと納得できますが、他にもいろいろと3回目の接種が遅れている理由はあるように思います。

【学会からのお知らせ】

[日本心血管インターベンション治療学会]

シャントDCBレジストリー運用開始
CVITより、日本血管外科学会、日本インターベンショナルラジオロジー学会、日本透析医学会、日本透析アクセス医学会、及びCVITの5学会にて合同検討を行い「シャントDCB適正使用指針」を順守するために、レジストリー運用を2月8日付で開始することが発表されました。既に使用された症例については過去の分をExcelなどで登録できるか検討されているようです。詳細に関しましてはCVITのホームページから確認ください。

この他にも、今週はCVITより、2月8日付で以下のお知らせが入りましたので該当する先生はサイトより確認ください。

それでは、以下、週間ランキングを紹介します。

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