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「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年3月5日-3月11日~

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「週間ランクイン記事を読み解く」1週間分まとめ読み ~2022年3月5日-3月11日~

【一般注目ニュース】

[海外ニュース]

北京パラリンピック開幕
北京冬季オリンピックが終了して2週間後の3月4日(金)に、パラリンピックの開会式が北京市の国家体育場で行われました。今回、ウクライナに侵攻したロシア(ロシアパラリンピック委員会)、及びその行為に加担するベラルーシの選手団の出場を認めない形での開幕となりました。スポーツに政治を持ち込むのは良くないとされつつも、各国の選手の立場を考えた上での判断とされています。

今週はパラリンピックについてまとめてみました。東京都オリンピック、パラリンピック準備局によると、パラリンピックは障害者を対象とした、もうひとつのオリンピックと説明されています。大会の起源は1948年7月29日のイギリス、ロンドンオリンピック開会式に合わせて開催された、同国のストーク・マンデビル病院での16名(男子14名・女子2名)の車いす患者(退役軍人)によるアーチェリー大会とされています。第2次世界大戦で負傷した兵士たちのリハビリテーションとして、「手術よりスポーツ」を理念に始まった大会は、1960年のローマ大会で初の国際大会を開催し(23ヶ国、400名が参加)、1964年に東京で行われました(第2回パラリンピックと認定)。冬季大会は1976年のスウェーデン、エンシェルツヴィークの開催から始まっており、今回の北京大会は13回目のパラリンピックとなっています。

今回は46ヶ国が参加し、6競技、78種目で競われます。6競技には、アイスホッケー、アルペンスキー、クロスカントリースキー、スノーボード、バイアスロン、車いすカーリングが含まれ、参加選手数は736人となっています。大会初日の3月5日に開催されたアルペンスキーでは、村岡桃佳選手が日本人今大会初の金メダルに輝き、男子は森井大輝選手が銅メダルを獲得しました。日本選手団のキャプテンでもある村岡選手は、その翌日の日曜日も2個目の金メダルを獲得し、日本にとっては幸先の良い出だしとなりました。結果、13日にわたる熱い戦いで日本のメダルは金4個を含む合計7個でした。選手の皆さん、お疲れ様でした。

[国内ニュース]

東京マラソン開催 ~市民ランナー3年ぶりに参加~
3月6日(日)に東京マラソンが開催されました。東京マラソン2021は延期となった10月17日の開催も見送られましたが、2022年3月6日(日)へと延期され、この度開催されました。今年は、世界記録保持者でオリンピック2連覇中であるケニアのエリウド・キプチョゲ選手が優勝し、日本人では招待選手として参加した千葉・富士通所属の鈴木健吾選手が日本勢最高の4位入賞を果たしました。

この日はコロナ感染拡大後、3年ぶりに市民ランナーが参加したことからメディアでも大きく取り上げられました。カテーテルインターベンショニストとして、東京ベイ・浦安市川医療センターの小船井光太郎先生や大和成和病院の土井尻達紀先生らも参加されました。今年は、2万人近い参加者が記録され、公式サイトによると、沿道には約6万人が応援に駆け付けていたようです。

東京マラソンは2007年から始まった日本を代表するマラソン大会で、2013年以来、ワールドマラソンメジャーズに加入したことで世界の主要マラソン大会の1つに数えられるようになりました。ワールドマラソンメジャーズとは、2006年に開催されたボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ならびにニューヨークシティマラソンの5大マラソンから始まり、その7年後に東京マラソンが加わりました。Abbot社のホームページによると、2015年より同社がタイトルスポンサーに就任したことで、アボット・ワールドマラソンメジャーズとなったようです。東京都庁前から東京駅前を走るコースで今年は競われました。コロナ下での厳戒態勢の中で参加者数は減りましたが、この時期が来ると春の訪れを感じるようになります。こちらもランナーの皆さん、お疲れさまでした。

【新型コロナウイルス関連】

3月5日(土)の全国の感染者数は63,673人と前の週の土曜日の71,633人と比べて7,960人減りました。この日、1万人を超えた都道府県は東京都のみで10,806人、大阪府は7,136人と東京に次ぐ感染者数ですが1万人を切りました。また、翌日の日曜日は東京都でも9,289人、全国でも53,969人と減少し、ピークは越えたと予想できます。5日(土)の死者数は、全国で184人が記録され、東京都と大阪府でそれぞれ30人と28人でした。NHKの調べでは首相官邸が3月10日付に公表した国内ワクチン接種率は1回目が80.4%、2回目が79.3%、3回目が27.5%と徐々に進んではいますが、他の先進国から比べえると低い状況です。都道府県別でワクチンの接種率をみると、3回目の接種率が最も高いのは岐阜県の31.48%、次いで佐賀県の31.15%、群馬県が29.39%、岡山県が28.88%、そして、高知県が28.03%であり、一方、東京都は25.76%、大阪府は21.85%でした。

世界では追加接種率が最も高い国がチリの77.37%で、続いてイタリアが62.96%、韓国が62.21%、ドイツが57.12%、イギリスが56.32%と早いスペースで進んでいますが、日本やアメリカ(28.76%)はいまだ20%代で推移しています(Our World in Data:3月10日更新)。

それでは、以下、週間ランキングを紹介します。

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