2023 07.01 07.07

7月4日、東京医科歯科大学病院が、触覚を有する手術支援ロボットSaroaサージカルシステムを用いた大腸がん切除術に成功したことを発表しました。本製品は2024年度に統合を目指す東京医科歯科大学と東京工業大学などが共同開発したもので、記者会見で執刀医は「ガーゼと脂肪の違いが分かった」と述べています。全ての触角が備わっているわけではなく、改良の必要はあるようですが、「医工連携」の成果と言えそうです。今後、このような新しい技術が循環器領域で活躍するロボットにも応用されることが期待されます。
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