一般社団法人 全国医学部長病院長会議(AJMC)は、2024年9月11日(水)に記者会見を行い、「大学病院の医師の働き方改革に関するアンケート」の結果を公表した。大学病院調査については、会員82大学の本院(国立43大学、公立8大学、私立31大学)を対象とし、2024年4月17日から5月15日に行われた(回答率100%)。また、医師個人調査については、5月9日から5月31日に、国・公・私立大学病院本院にて、各病院35名を職位、診療科、性別を配慮して抽出した上で実施され、1,627名から回答が得られた(回答率56.7%)。
特例水準対象医師数は増加
2024年4月時点で特例水準(連携B水準、B水準、C-1水準、C-2水準)に申請した医師は、82の大学本院の医師42,879人のうち、17,767人を占め、特例水準の対象医師数は、前回の調査(2022年7月)の34.2%から41.4%へと増加した。