英語での発表経験について
私は、岸和田リハビリテーション病院の喀血・肺循環センターで年間200-320例の気管支動脈塞栓術(BAE)を行っています。BAEは私の20年来のライフワークであり、累計3,700例(手技ベース)と世界最大のHigh Volume Centerを運営しているばかりでなく、Radiologyをはじめとする数多くのエビデンスを発信しております。世界中のコイル開発メーカーのマーケティング担当者や開発者が弊院に見学にこられ、彼らへの英語のプレゼンテーションの経験は多数ありました。
しかし、学術集会のような大きな舞台での英語講演はおろか、国際学会での発表の経験もありませんでした。日本語講演は各地でやって参りましたが、英語講演のノウハウも経験もなく、なんらかの効果的で合理的な準備が必要であると思われました。それ故、まさに英語プレゼンテーションに特化したこのクラスであれば私の喫緊の課題に対するプロフェッショナルな答えがきっと見つかるのではないかと思いました。
体験入学に参加して気づいたこと
これまでマンツーマンの英会話レッスン(フリートーク)を受講していましたので、ある程度の英会話は問題ありませんでした。また、私が医師であるため講師の先生も指摘しにくかったのかもしれませんが、英会話レッスンでは自分の発音を矯正されることはほぼなく、自ら話すというアウトプットの機会はありますが、自分の弱い点を知るというインプットの機会は乏しいと感じていました。日本にいる外国人講師の方は、日本語英語にも慣れていますので、我々の発音する英語も何となく聞き取ってくれますが、ネイティブはそうはいかないだろうとは予想していました。
MEAの体験レッスンでは私がこれまで指摘されたことがなかった単語の発音を逐一指摘してくれました。知的で美しい英語を話される専任講師のJames Moss先生が、これまで気づいていなかった自らの発音の癖を指摘してくださり、非常にうれしく、そして、刺激になりました。このおかげで、MEAで強調されているphonicsとイントネーションにも興味が生まれ、それに関する書籍を購入したくらいです。また、あるパターンでのイントネーションの付け方の重要性など、極めて刺激的な内容で、これを活用すれば本番でかなりのインパクトを聴衆にあたえることができそうだと確信しました。さらに褒め上手なJames 先生の明るい指導にのせられて、英語学習についてのモチベーションが上がりました。
一番の気づきは何でしょうか
以前受講した一般の英会話レッスンでは、何の違和感も持たずにLとRとFを発音していましたので、自然にできているような気がしておりましたが、先生が日本人の苦手な発音であるそれらの音の重要性を強調してくださり、はじめてLとRとFの発音が私自身、自然にできていると褒められたので英語で話すことに自信がつきました。James先生はプロとして私の強みや弱みを短時間で的確に把握して、発音を矯正してくれました。
MEAはこんな人にお勧め
このプログラムは英会話ではなく、医師の英語のプレゼンテーションに特化した専門性の高いコースです。英語での発表のtips & tricksを教えてもらえるため、自分が壇上に立つ前、立った時にどのようにふるまうかなども理解させてくれます。
それ故、英語プレゼンテーションの必要性に迫られているものの、なかなか自学では成果があがりそうにないという医師に効果的に学べるテクニックとモチベーションを与えてくれます。
医師の英語の発表に特化したコースはおそらく他になく、クラスの時間外で個別に学術集会で発表する予定のプレゼン資料や口述の原稿などの訂正指導などもいただけますので、このようなサポートが必要な方にお勧めできるコースです。
テクロスでは、医学領域の学術集会プレゼンテーションに特化した3ヶ月全6回のプレゼンテーションコーチングプログラム「MEDiCO English Academy」を開催します。3ヶ月後に、先生の英語での発表体験を大きく変えませんか?現在、無料体験レッスンへの参加者を募集中しております。
講師紹介

JAMES MOSS
2014年 University of Portsmouth卒業
2016年より日本で英語講師として従事
2019年から独自の英語教育サービスを立ち上げる
2021年 ライターとして英語教育の書籍を執筆