自己拡張型弁を使用したTAVR vs SAVR後5年の構造的弁劣化: CoreValve US Pivotal試験、SURTAVI試験5年追跡

CoreValve US Pivotal試験、及びSURTAVI試験より、自己拡張型弁を用いたTAVR後5年の構造的弁劣化（SVD）の割合は、外科的大動脈弁置換術（SAVR）と比較して有意に低く、また、SVDが認められた患者では5年の全死亡/大動脈弁疾患、又は心不全悪化による入院率が約2倍であったことが、アメリカ、Houston Methodist DeBakey Heart and Vascular CenterのMichael Reardon氏により、ACC.22のLate-Breaking Clinical Trialsセッションで発表された。