PIONEER-HF試験より、EFが低下した血行動態の安定した急性心不全患者において、ACE阻害薬のエナラプリルと比べて、sacubitril/バルサルタンの合剤であるアンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害剤(ARNI)の院内で開始した8週間にわたる投与は、NT-proBNPの低下をもたらし、心不全による再入院を抑制したことが、アメリカ、Yale University School of MedicineのEric J Velazquez氏により、AHA Scientific Sessions 2018のLate Breaking Scienceセッションで発表された。